Qualitati vs Dedoose:AIネイティブのリサーチ・プラットフォーム vs Webベースの混合研究法QDA
Dedooseは混合研究法コーディングの手頃なWebベースの定番ツールで、アクティブ月あたりの低価格で質・量の連携に強みがあります。QualitatiはAIネイティブの代替で、QDAコーディングの上にAIモデレーション・インタビュー、自動テーマ発見、会話型サーベイを加えます。
概要
QualitatiとDedooseはどちらも完全にWebベースの定性リサーチ・プラットフォームで、デスクトップへのインストールは一切不要です。Dedooseは古典的な混合研究法QDAツールです。手動の抜粋コーディング、コードの重み付け、記述子変数、定性コードと定量データを結びつけるチャートを備え、個人利用はアクティブ月あたり17.95ドル(2026年7月時点)です。QualitatiはAIネイティブで、AIモデレーション・インタビューと会話型サーベイを実施し、音声を文字起こしし、AIで自動コーディングを行い、信頼性統計つきのコードブックを生成します。手作業の混合研究法統計ではDedooseが依然として強く、QualitatiはDedooseが手作業を前提とする収集と一次分析を自動化します。
Qualitatiが適しているのは
AIにインタビューの実施と一次コーディングを任せたい研究者。AIモデレーション・インタビュー、最大100件のトランスクリプトにわたるThemeLensのテーマ発見、コーエンのカッパ係数つきのコードブック生成を、すべてブラウザ内で行えます。
Dedooseが適しているのは
コードの重み付け、記述子フィールド、質・量チャートを日常的に使う混合研究法チーム。特に、AIツールが登場するはるか前からDedooseのアクティブ月課金の低価格を重宝してきた、分散型の学術チーム。
Qualitati vs Dedoose:機能ごとの比較
| 機能 | Qualitati | Dedoose |
|---|
| 料金 | 無料で開始(登録時に30クレジット)、従量課金制クレジット | アクティブ月あたり17.95ドル(個人)。学生は12.95ドル。グループ料金はより低額 |
| 課金モデル | クレジット制 — 使った分だけ支払い | アクティブ月課金 — ログインした月だけ支払い |
| インストール | Webベース、インストール不要 | Webベース、インストール不要 |
| AIモデレーション・インタビュー | 対応 — テキスト+音声、10以上の言語 | 非対応 |
| AI自動コーディング/テーマ発見 | ThemeLens+QDA Workspace — 一度に最大100件のトランスクリプト | 手動の抜粋コーディング。2026年7月時点でAI自動コーディングの案内なし |
| 混合研究法の統計 | 基本(コード頻度、チャート) | 高度 — コードの重み付け、記述子、質・量チャート |
| コーダー間信頼性 | QDA Workspaceのコーエンのカッパ係数 | プールされたコーエンのカッパ検定を備えたTraining Center |
| 会話型サーベイ | 標準搭載、適応的な追加質問あり | 非対応 |
| 音声の文字起こし | 標準搭載(Google/ElevenLabsカスケード、中国語はXunfei) | 内蔵なし — トランスクリプトをアップロード。小さな無料枠を超える音声/動画の保存は別料金 |
| チームでの共同作業 | リアルタイムのWeb共有 | リアルタイムのWebコラボレーション(長年の強み) |
| 対応言語 | 10言語のインターフェース(en, zh, fr, nb, nl, de, es, pt, ja, ar) | 英語インターフェース。コーディングは任意のUnicodeテキストに対応 |
| メディアタイプ | テキスト、トランスクリプト、CSV、PDF | テキスト、音声、動画、画像、スプレッドシートデータ |
| 習熟のしやすさ | 容易 — ほとんどの機能を初回から使える | 中程度 — 抜粋とコードのワークフローを学ぶ必要あり |
Qualitatiを選ぶべきとき…
- AIにインタビューの実施と一次コーディングを任せたい場合。
- 数十件のトランスクリプトからのテーマ発見を、数週間ではなく数分で行いたい場合。
- 内蔵の文字起こしと多言語インタビュー(中国語、日本語、アラビア語など)が必要な場合。
- 手動設定なしで、コーエンのカッパ係数つきのAI生成コードブックが欲しい場合。
- ゼロから始めるので、サブスクリプションより無料プランがよい場合。
Dedooseを選ぶべきとき…
- 研究デザインが混合研究法の統計(コードの重み付け、記述子、質・量チャート)に依拠している場合。
- テキストとトランスクリプトだけでなく、動画や画像データもコーディングする場合。
- チームにすでにDedooseのワークフローと、コーダー間信頼性のためのTraining Centerの習慣がある場合。
- 純粋に手動のコーディングに対して、可能な限り低い定額料金を求める場合。
よくある質問
QualitatiはDedooseの優れた代替になりますか?
はい。しかもデスクトップツールからの移行より滑らかです。どちらのプラットフォームも完全にWebベースで、インストールするものがないからです。QualitatiはDedooseにないものを加えます:AIモデレーション・インタビュー(テキストと音声)、適応型の会話型サーベイ、内蔵の文字起こし、そして自動コードブック生成つきのAI支援による帰納的/演繹的コーディング。Dedooseは混合研究法の統計(コードの重み付け、記述子フィールド、質・量チャート)で本物の強みを保っています。Qualitatiは登録時の30クレジットで無料で始められます。
QualitatiはDedooseと比べてどのくらいの費用がかかりますか?
どちらもQDAの基準では手頃です。Dedooseは2026年7月時点で個人はアクティブ月あたり17.95ドル(学生は12.95ドル、グループ料金はユーザーあたり約13.95〜15.95ドル)で、ログインした月だけ支払います。Qualitatiは無料で開始でき(登録時に30クレジット、クレジットカード不要)、その後は従量課金です。テキスト・インタビューは1分あたり1クレジット、音声インタビューは1分あたり5クレジット、テーマ分析は1,000語あたり1クレジット。手動コーディングだけが必要ならDedooseの定額は強敵です。AIにインタビューと一次コーディングを任せたいなら、Qualitatiのクレジットは何時間もの手作業を置き換えます。
DedooseのプロジェクトをQualitatiに移行できますか?
はい。Qualitatiはトランスクリプトのアップロード(.txt、.docx、.pdf)と、テーマ分析用のCSV/Excelデータに対応しています。Dedooseからエクスポートした既存のインタビュー・トランスクリプトをQDA Workspaceにインポートし、AI支援によるコーディングを再実行できます。